賃貸仲介を主に行う不動産会社が取り組んだパワーマップを取り入れた新しい差別化

2019.07.05

このブログを読んでいるあなたは今、自分の会社の新しい取組みとしてパワーマップについて情報を集めている所ではないだろうか?

いや、もしかしたら全く関係のない検索結果としてこのブログにたどり着いた人もいるかもしれない。

しかし、このブログには不動産賃貸仲介業に関わっている人なら必ず知っておくべき内容が詰まっている。

なぜなら、このアプリツール(パワーマップ)を知っているかどうかで、その営業マンの日々の仕事の効率、金銭的な自由度が大きく変わってくるからだ。

実は最近、モニターとして山手線沿線にある賃貸仲介業をメインで行っている不動産会社でパワーマップを使った実証実験を行った。

その結果、一度来店したお客さんが再度情報を持って来店するという面白い行動パターンをとるようになったのだ。

それは、今までにはあまり無かった事だ。

そこでこの記事ではお客さんの行動パターンを変える程のパワーマップの持つ潜在的パワーについて紹介しよう。

1,パワーマップとは?!

まず初めに、パワーマップについて少し紹介しておこう。

パワーマップは自分とお部屋の相性を診断できるツールだ。

パワーマップは一つのアプリケーションになっていて、一般のお客さんがお部屋探しを不動産屋でしている際にサービスを受ける事が出来る。そのお部屋の間取り図、名前、性別、生年月日、住所を入力すると、お客さんはそのお部屋が自分と相性が良いのか、それともあまり良くないのか。

と言った事がわかるようになっている。

その結果はSABC・Dで反映されるようになっている。因みにパワーマップの画像の中断左側に記載されているのはB結果だ。相性としては普通と言った所だろう。

実は、これはお部屋探しをしているお客さんの心理に大きな影響を与える。

2,相性の結果を見たお客さんがとった面白い行動

不動産屋さんでパワーマップを使って相性を鑑定してもらった結果、お客さんは面白い行動をとるようになった。

2-1、全ての相性を知りたいと言って来るようになった

その一つが紹介されたお部屋で気になっている全てのお部屋の相性鑑定を頼んできたのだ。

営業マンは快く承諾したが、あまり結果の良くなかったお部屋は全てお客さんの候補から外れる事になったのだ。

そして、そのお客さんは何枚か物件情報をバックにしまって帰っていった。それから2週間後そのお客さんがまた来店してくれた。

2-2、他の不動産屋から戻ってきた

一度、帰ってしまったお客さんは基本的に半分くらいは戻ってこないと営業マンは言う。お客さんの心理からしたら、他の店舗に行けばもっと良いお部屋が見つかるかも。そう言った期待があるのかもしれない。

恐らく、来店した来店下は順番はお店にとって無視できない事だ。これは、お客さんがお部屋を借りるお店を決める基準になっている部分も大いにあると思う。

しかし、そのお客さんは別の物件情報の紙を持って再び来店したのだ。これには営業マンも、後日その話を聞いた私も少し驚いてしまった。お客さん曰く、あの後別の不動産屋へも行き他のお部屋も紹介されたらしい。

しかし、お部屋自体は気に入ったものの、その後に自分とそのお部屋との相性をどうしても知りたいと思ったお客さんはそのお店ではパワーマップを導入していないことを知ると、保留状態にしてまたお店に戻ってきてくれたのだった。

そして、そのお部屋でパワーマップを使った鑑定結果、相性がすごく良い事がわかり、そのお客さんはそのまま契約する事になったのだ。

これは実際にテスト期間中に起こった紛れもない事実だ。

つまり、この結果から考えるとパワーマップを絡めた紹介を行った事でお客さんはこのお部屋との相性はどうなの?なんとなく知っておきたい。  

そう言った心理が働くようになったのだ。

それが再び来店するきっかけとなり、結果として契約する判断材料になったのも事実だ。パワーマップにはこうした人々の心理に大きな影響を与える事が出来る。そして、それが結果として売り上げに繋がる。こうしたことから、パワーマップはそのお店の売り上げ、成約率を上げるために大きな武器になってくれるツールなのだ。

他のお店との差別化に成功したこのお店では前年度比30%の売り上げUPが実現した。

3,まとめ

集客が大変な今の時代、せっかく来店してくれたお客さんを黙って帰してしまうのは非常に勿体ない話だ。

一度帰ってしまったお客さんは、中々次も足を運んでくれない。

もしかすると、隣の駅のお店でお部屋を契約しているかもしれない。実際、これって意外とよくある話だ。

しかし、そのお店でしか受けられないサービスを提供することで、それを求めて再度足を運んでくれるお客様は少なからず存在する。

それがお客さんにとっての価値だからだ。

そう言った機会損失を逃さない為にはパワーマップは営業アシストツールとして大きな影響を与えてくれるハズだ。